11月13日に、11月の「学校朝会」を行いました。今朝は今季一番の冷え込みとなり、布団から出るのがつらい朝を迎えた生徒もいたかもしれませんが、今回も各学年、スムーズな移動で、時間前に始めることができました。寒い中、学ランを着ていない元気な男子も多く見受けられました。校長からは「合唱コンクールと大和中の良さ」についての講話を行い、その後、埼玉県新人体育大会兼県民総合スポーツ大会(陸上競技部、水泳競技)、あさか美術部合同作品展の表彰を行いました。様々な場面で活躍している大和中生が多くいるのは大変うれしいことです。  

 

 

  

 

【校長講話概略】 大和中のよさ

 合唱コンクールでの素晴らしい発表、ありがとうございました。特に3年生の学年合唱でホール中に響いた美しい声の迫力は胸に迫るものがありました。金賞のクラスは市内音楽会でさらにレベルの上がった歌声を響かせてくれ、小学校の音楽の先生から「本当に素敵でした。中学生が小学生の時は、コロナ禍で合唱が十分にできなかったのにでその子たちがこんなに素晴らしい合唱を歌っているのを見て涙が出ました」という話をいただきました。また、コンクール後にある保護者から校長宛に手紙をいただきました。「先日の合唱コンクールが大変素晴らしかったのでお手紙を書きました。マナーも良く、司会の曲紹介も聞き取りやすく、合唱の指揮、伴奏、演奏は本当に素晴らしく、素敵なコンクールを見せていただきました」という内容で、大変うれしく感じました。私が合唱の他に素晴らしいと感じたことの1つめは、皆さんの拍手です。演奏や表彰の時にこれだけ一生懸命拍手をする人たちは初めてです。2つめは、実行委員の動きです。司会を始め、それぞれの役割を頑張ってやる裏方がいたからこそ大成功したのだと思います。この先、大和中の新たな伝統につながる素晴らしい合唱コンクールだったと思います。

 今日は合唱だけでない「大和中のよさ」について話したいと思います。皆さんは「大和中のよさ」というと何を思い浮かべますか。4月に、生徒会の役員さんに「大和中のよいところは何ですか」と聞いたところ、「みんな明るいく挨拶ができる」「校内がきれい」「行事に向けて頑張っている」「みんな仲がよい」など多くの話が出されました。私もこの学校に来て半年、たくさんのよさを感じています。特に2つ素晴らしいと思っていること。1つめは「話を聞く姿勢」です。入学式、始業式でほとんどの人がしっかりと顔を上げて、時にうなずきながら話を聞くみなさんに本当にびっくりしましたが、それは今も変わりません。2つめは「時間前集合」です、800人以上の生徒がいる学校で、先生に指示されることなく、時間前に集合できるのは大変素晴らしく信頼につながることと思います。「話を聞く姿勢」「時間を意識した行動」この2つは、大人になってからも、相手から信頼を得ることにつなりますので、これからも続けてできる人達でいてください。