3月26日、本年度最後となる「修了式」の日、1・2年生が各学年の課程を修了しました。3年生がいない体育館は、少し寂しい感じがしましたが、1,2年生のしっかりした校歌を聞いて、これからの大和中を十分に任せられる学年に成長していると確信しました。「修了証書授与」「校長式辞」「生徒代表の言葉」「春休みの諸注意」のあと、表彰を行いました。

 

 

【表 彰】

 

【校長式辞概略】

 年度の終わりにあたり、皆さんには学校教育目標の振りかえりをしてほしいと思います。『意志と努力で輝く大和中生』。この1年、こうしようという意志を持ち、どのくらい努力したでしょうか。そして、どのくらいうまくいったでしょうか。中には頑張ってもうまくいかなかったこともあったかもしれません。皆さんは、うまくいかないときにはどうしますか。今日は雨が降っていますが、雨の日には、傘をさす、カッパを着る、などの対応をするでしょう。では、何かをしようとしてうまくいかなかったり、嫌なことがあったときはどうしますか。

 例えば、テストの結果が悪かった、また、この後渡される通知表の結果が悪かった。例えば、今、部活動に気持ちが向いていない。盛り上がっていない。例えば、友達とけんかをしてしまった。いじめや陰口や悪口、SNSでのトラブルなどがあった。例えば、好きな人に振られてしまった。色々と例えを出しましたが、人は新しい環境に入ったり、悩みを抱えたり、また、何かに挑戦したりするときなど、必ず二つの心を持ちます。ひとつは「やってみよう、頑張ろう」という心、もうひとつは「無理かな、面倒くさいな」という心です。時に「無理」と思っても構いません。でもずっとそのままではいけません。「あきらめたらそこで試合終了」という言葉がありますが、「どうせ」とあきらめたらその先には進めません。自分なりの解決策を持てること、そのことを学ぶ場が中学校生活です。だからこそ、「意志と努力」をたくさん持つ、たとえ失敗しても、大和中学校でいろいろな経験をしてほしいと思います。

【教室の風景】

 

 

 

 

 最後の学活は、クラスとして最後の授業でした。担任の先生が生徒に成長の様子や労いの言葉を添えて通知表を手渡していました。他にも、記念写真を撮影したり、1年間のメモリアル映像を上映したり、担任による手作りの「〇〇賞」を授与したり・・・、クラスによって様々な「最後のひと時」の過ごし方がありました。

 次年度のスタートは、4月8日(月)です。(新3年生は4月5日(金)に準備登校があります)大和中生のみなさんと元気に笑顔で再会できることを楽しみにしています。大和中学校は、これからも「誰もが安心して学習し、登校できる学校」を目指します。今後もどうぞよろしくお願いします。令和5年度、大変お世話になりました。ありがとうございました。