7月3日に全校で地震を想定した避難訓練を実施しました。今回は、身を守る行動をしたのち、避難経路の確認と避難活動の基本を理解することを目的としました。期末テストの後でしたが、生徒たちは真剣に机の下でしっかり足をおさえて自分の身を守るとともに、校庭へ落ち着いて迅速に避難することができました。

  

 

 教頭先生からは、「大きな地震がおこると平常心が失われてしまいます。平常心を失うと怖くて走り出したり周りの友達を押しのけて我先に逃げようとしたりします。だから『日頃から訓練は真剣に取り組む、家族とも避難について考えておく、今も復興に向けて頑張っている人に心から敬意を抱く』ことが大切です」というお話がありました。

 

 避難時の基本は『命を守るための行動をする』です。自然災害はいつどのように起こるか予測がつきません。だからこそ『備(そな)えあれば憂(うれ)いなし』の言葉通り、命を守るための前もっての準備が欠かせません。保護者や教師の指示が得られない場合も想定されます。何かあったときにどのように動くか、ご家庭でもお子さんと一緒に確認をしていただければと思います。