本年度の重点

(1)確かな学力の育成

◇学習のねらいを明確にし、基礎的・基本的な学習内容の定着と活用力の育成に努める。

◇基礎的・基本的な学力の確実な定着のため、個に応じた指導、支援の充実を図る。

◇すべての教科で言語活動を充実し、協働的な学びを通し学力を高める。

◇情報活用能力、情報選択能力とプレゼンテーション能力の向上を図る。

◇読書活動を推進し、読む力を高めると共に、論理的な考え方や表現力を身につける。

◇学習に関する小・中連携を進め、連続性のある学習規律、学習内容を確立する。

(2)幅広く自己有用感を持った生徒の育成

◇生徒の主体的な活動を大切にした委員会活動、部活動を推進する。

◇家庭・地域との連携により、健全な生活習慣、食習慣の維持、改善を図る。

◇ボランティア活動、福祉体験活動の積極的推進により、責任感と奉仕の心を育てる。

◇キャリア教育、体験的な学習の充実により、発達段階に応じた勤労観、職業観を育てる。

(3)規範意識の確立と豊かな心の育成

◇対立やジレンマには対話を通して合意形成を図り、最適解を創造する力を育成する。

◇「時を守り、場を清め、礼を正す」指導の徹底。(気持ちの良い挨拶、心を磨く清掃)

◇情報を共有し、共通理解、共通行動で取り組む生徒指導体制を確立する。

◇適切な資料選択と展開の工夫により、自己を深く見つめる道徳授業を実践する。

(4)安心、安全な学校づくり

◇教職員・生徒の危機管理意識を地域と共に高める。(クライシスマネジメント)

◇確実な情報伝達、情報共有により、生徒事故の未然防止と早期対応、早期解決を図る。

◇掲示活動、花いっぱい活動の充実により、心豊かで落ち着いた学校環境を整備する。

◇小学校、市危機管理室、地域自治会との連携により、地域ぐるみの防災体制を確立する。

(5)深い生徒理解に基づいた教育活動の充実

◇生徒・保護者との信頼関係を基盤に、個の特性に応じ、心に寄り添った指導を講じる。

◇校内外の各組織と報告・連絡・相談を密にし、組織的な生徒指導・教育相談を進める。

◇通常学級での合理的配慮、ユニバーサルデザインに基づく学校環境づくりを推進する。

(6)教職員の指導力向上

◇これまでの経験則や前例にとらわれず新たな価値を創造しながら、変革を嫌わない。

◇様々な教育活動について「何のために?」の目的意識を念頭に置いて取り組む。

◇きめ細かな人事評価面談を通し効果的で適切な方策を立て、よりよい実践につなげる。

◇学習指導要領の学力観を理解し、主体的・対話的で深い学びに向けた授業改善を図る。

◇積極的に校内外の研修に参加し、自己の指導力と専門性の向上に努める。

(7)学校運営協議会を基盤とする共育活動の推進

◇地域・保護者への積極的な発信と参観機会の充実により、広く深く教育活動を周知する。

◇コミュニティ・スクール(学校運営協議会)を効果的に活用した取組の充実を図る。

◇持続可能な発展目標を目指し、「地域を生かす」「地域と共に学ぶ」「地域に貢献する」という視点から、生徒・教職員が地域と密接に関わる取組を創造する。

(8)その他

◇ICTの活用  ◇人権教育の推進  ◇いじめ防止  ◇若手教職員の育成