【令和7年3月27日】「修了式」の日 ~1・2年生が各学年の課程を修了~
3月26日、本年度最後となる「修了式」の日、1・2年生が各学年の課程を修了しました。3年生がいない体育館は、少し寂しい感じがしましたが、1,2年生のしっかりした校歌を聞いて、これからの大和中を十分に任せられる学年に成長していると確信しました。「修了証書授与」「校長式辞」「生徒代表の言葉」「春休みの諸注意」のあと、表彰を行いました。
【校長式辞概略】
大和中の学校教育目標、『意志と努力で輝く大和中生』。この1年、どのくらいの意志を持ち、どのくらい努力したでしょうか。頑張ってもうまくいかないことがあった時、どう解決するでしょうか。「例えばテストの結果が悪かった、この後渡される通知表の結果が悪かった」「例えば今、部活動に気持ちが向いていない、盛り上がっていない」「例えば友達とけんかをしてしまった、SNSでトラブルがあった」「例えば親と意見が合わない」「例えば好きな人に振られてしまった」
色々とたとえを出しましたが、人は何かをしようとするときに必ず二つの心を持ちます。ひとつは「やってみよう、頑張ろう」という心、もうひとつは「無理かな、面倒くさいな」という心です。何でも頑張る必要はありませんし、時に「無理」と思っても構いません。でもずっとそのままではいけません。「のび太が困ったときには、ドラえもんがポケットから何かの道具」を出してくれますが、皆さんの周りにドラえもんはいませんので、自分で解決できるための道具を自分の引き出しの中に蓄えていくしかありません。その道具のひとつは間違いなく皆さんの周りにいる困ったときに助けてくれたりアドバイスをくれる人・・・その人たちの支えも受けながら自分の解決するための道具を自分で見つけてほしい。困ったときや心が下向きになったときに自分なりの解決策を持てること、そのことを学ぶ場が中学校生活です。だからこそ、「意志と努力」をたくさん持つ、たとえ失敗してもいいから大和中でいろいろな経験をしてほしいと思います。
【修了式前の教室の風景】
最後の学活は、クラスとして最後の授業でした。担任の先生が生徒に成長の様子や労いの言葉を添えて通知表を手渡していました。他にも、記念写真を撮影したり、1年間のメモリアル映像を上映したり、担任による手作りの「〇〇賞」を授与したり・・・、クラスによって様々な「最後のひと時」の過ごし方がありました。
次年度のスタートは、4月8日(火)です。(新3年生は4月7日(月)に準備登校があります)大和中生のみなさんと元気に笑顔で再会できることを楽しみにしています。大和中学校は、これからも「誰もが安心して学習し、登校できる学校」を目指します。今後もどうぞよろしくお願いします。令和6年度、大変お世話になりました。ありがとうございました。