11月15日(金)に、11月の「学校朝会」を行いました。毎回のことですが、各学年、スムーズな移動で(後期の生活委員会もしっかり指示をだしていました)、時間前に始めることができました。

 

 校長からは「合唱コンクールを終えて・地域の方からの声を受けて」の講話を行い、その後、新人体育大会県大会、ダンロップ杯争奪和光市秋季中学生ソフトテニス大会、埼玉県アンサンブルコンテスト南部地区大会の表彰を行いました。様々な場面で活躍している大和中生が多くいるのは大変うれしいことです。  

 

 

 

【校長講話概略】

 まずは10月30日の合唱コンクールでの素晴らしい発表、「けやきさくら学級のハンドベルの美しい音色」「1年生の活気ある歌声」「2年生の男女バランスのとれた響き」そして「3年生のレベルの高い曲での表現力」は胸に迫るものがあり、クラスがひとつになって歌う姿に大きな感動を覚えました。特に3年生の学年合唱、そして新たに取り入れた有志合唱は会場のすべての人々に感動と涙を誘う圧巻の発表でした。合唱の他にも「合唱や表彰の時の拍手」「実行委員の動き」も大変素晴らしいものでした。

 今日は地域の方から届いた「お礼」の2つの声を紹介します。1つ目は「道でケガをした方に親切に対応した男子生徒達へのお礼」、2つ目は「小学生が教科書を道で失くてしまい拾ってくれた生徒へのお礼」でした。どちらも「最近、若者による犯罪もニュースでよく耳にする中、今回のように人を思いやる優しい気持ちを忘れずに生徒さん達が成長していかれることを願っております」という言葉が添えられていました。時に「大和中生のマナーがなっていない」というお叱りの電話やメールをいただくこともありますが、今回このような手紙をいただきとても嬉しく思いました。 

 落ちているごみを拾う、困っている人がいたら声をかけるといった行動は、「やろうと思えば誰でもできること」、でも、誰でもできることではありません。「仲間には自分がされてうれしいことをしてあげる、自分がされて嫌なことはしない」というお話を折に触れてしていますが、これは、仲間ではなくても、同じですね。日常の中で「やろうと思えばできることをやる」「ちょっとした気遣いのある活動をする」・・・そんな行動が増えると、あたたかな気持ちになりますね。改めて「自分がされてうれしいことをしてあげる、自分がされて嫌なことはしない」、そんな人になってほしいと願っています。