【令和7年2月18日】2月の「学校朝会」 ~時代の変化と5年後の自分について考えました~
2月17日(月)に、2月の「学校朝会」を行いました。毎月行われている学校朝会ですが、今年度最後の学校朝会となりました。今回も生活委員の指示のもと、各学年、スムーズな移動で、時間前に始めることができました。比較的あたたかさを感じる中(エアコンも稼働していましたが)、上着を着ていない生徒も多く見受けられました。校長からはドラえもんの道具を例にとりながら「時代の変化と5年後の自分」についての講話を行い、その後、教頭からは「次年度の日課等の変更点」の説明、「剣道の大会」の表彰を行いました。
【校長講話概略】
ちょうど5年前は、新型コロナウイルスで学校が休校になった頃ですが、この5年間で技術的に大きな変化が感じられます。電子決済、無人の自動レジ、ロボットの配膳、自動運転の技術の進歩、仕事をする上でのオンラインでの会議やリモートワークも一般的になりました。スマホや生成AIも驚くべきスピードで進化を遂げています。学校でも、タブレットを使った授業が普通に行われ、オンラインでの集会や配信なども簡単にできるようになりました。保護者ともメールでの連絡、お便りなどもメールでの配信となりました。
この先の5年も同じように進んでいくと考えられます。想像してみてください。5年後はどんな世の中になっているか。また、自分は何をしているか。今後、AIの進化や自動化により、『労働人口の多くが人工知能やロボットで代わることが可能になる』とか、『今の小学生の半数以上は、今は存在していない職業に就く』など、これからの世の中は確実に大きく変わっていくと言われています。どんな仕事がなくなっていくかはわかりませんが、「単純作業や人から言われてやる仕事はAIにとって代わり、自分で考えて何をするかを決める仕事は残る」とも言われています。ポイントは『意志』ですね。何度もお話している大和中の学校教育目標『意志と努力で輝く大和中生~自分で考え判断し行動する~』言われてやるのではなく、「こうしたい」「そのためにこうしよう」と思うことをたくさん持って学校生活を送ってほしい・・このことは、皆さんの5年後10年後にもつながっていくと思っています。